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分公、帰宅部であることを有効活用して、ガリガリ唸りながら走る自転車にスプレーを振りかけていた。
これで1週間は持ってくれるはずである。
ついでにパンク車みたいだったタイヤに空気を入れてやった。なかなか面倒でやっていなかったこの作業が気楽にできるのでやっぱり帰宅部は違うな。と思うのであった。

部屋に戻ると、足のいたるところが蚊に刺されていた、かゆいかゆい。
家(分公はプレハブが重なったような建物に住んでいる)の駐輪場には毎年夏には蚊が大量発生している。だから駐輪場に自転車を止めるときは、全力で駐輪場に突っ込んで、自転車を止めて、また全力で駐輪場を出て行かないと蚊の餌食になる。
自転車に空気を入れる、という作業はとても危険なのだ。
分公、全く忘れていた。足には小さな山だらけである。あ~かゆい。

そこで分公、想像してみる。蚊というのは相手の血をすって「かゆくなる毒」をそいつに注入するのである。だから刺されまくると、少なくとも自分の血はやつ等にとられている。
もし、密室で寝ている人の部屋に大量の蚊を放つとどうなるだろうか。
人間、意外と寝ている間は蚊に刺されてもかゆくなるまで気づかないのである(自分だけ?)。
その人は一晩中蚊に刺され、血液はとられ続ける。朝になってみると、皮と骨だけの状態になるかもしれない。そうだとすれば新手の殺人方法になるのではないか。
この暑い夏場、クーラーをつけて密室常態で寝ているケースは多い。セキュリティが薄い網戸だけで寝ている人も多いはずである。そこに幼虫から繁殖させ続けた蚊をばら撒けば、死に至るほどではなくとも、重症になるはずだ。蚊は殺人マシーンとなる。

分公、少し恐ろしくなる。

母が「キンチョールジェット」を買ってきた。これで一安心である。

TANIGUの豪邸にお邪魔しようとした。森がインターホンを連続で何回も押していた。分公、止めろといってみたが ピンポーン・・・「はい」「あ~~~」「ガチャ」   ピンポーン「はい」「TANIGU遊ぼ~」「ガチャ」  ピンポーン×8ぐらい。  TANIGUのお母様、分公のことをぶたないで欲しい。
やったのはずべて森である。
罪は森が受けるべきである。分公、穴があれば森を突き落としたかったのである。 

TANIGU氏、どうかお母様に説明して欲しいのである。ピンポンダッシュの犯人も森である。

分公、最近は家に帰って寺井氏と一緒にご飯を食べて3時ぐらいまでグダグダする。という生活を続けている。
2人では寂しいので誰か誘おうかと思うのだが、まだ誰も誘っていない。
この日記も2人にしか教えていない。
誰かに教えようとするのだが、誰にも教えていない。人選びを慎重にしているからこんなことになるのである。
誰を誘えばいいのだろうか。
できたら秘密を守ってくれそうな人が理想である。

分公、悩みの種の一つである。

東京都に行く。という企画があるのだが、夏休み中には無理のようだ。だから、別にBIGな企画が欲しい。分公、考えるがなかなか出てこない。一応練っている企画は、

「そうだ、田舎へ帰ろう」
内容:自転車で分公の父の実家へいく。汗も近くにある川で泳げばすっきりする。有り余る空き地でカレーライスを作る(飯盒で米を炊き、カレーはレトルトを使用する。荷物節約のためである)。自転車で帰る。

・分公としては、実家なので1泊してもいいのだが、一緒に行く人にとっては未知の土地なので日帰りにする。
・カレーは昼食とするので、出発は朝早くから。各自、米・レトルトカレーをもってくる。
・行きの分の水は大量に持ってくる。帰りの分は、実家で補給する。「○○の天然水」というので売り出されるほど実家の水は有名だが、蛇口をひねれば出てくる。天然水である。

分公、もう旅気分である。

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