お引越し予定。
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失踪してたと思ったらゴミを出しに行ってただけというオチ。
知りませんかね。
どうも分公である。
この2日ほど更新がなかったのは他サイトで知った方も多いかと思われますが
「ヌルラジメンバーでオフ会しようぜ!」
という事で大阪へお泊りに行っていたからなのである。
今日の夕方に解散してみんなそれぞれの家に帰っていくところであろう。
分公が真っ先にPCができるということで、簡単ではあるがそのオフ会レポートを書いていこうと思う。
もちろんただ「会った」だけではなく何か「在った」のでそれもお楽しみに!
それでは春のヌルラジメンバー合宿レポート「分公視点」をどうぞ。
3/29 A.M 6:00
分公は、確実に強くなっていた。
今回の企画、参加者4人中で分公は一番初めのブッ込みを決めたと言えるだろう。
それは聖超、性徴、成長。
これまでの企画で見せてしまった不甲斐ない分公ではないのだ。
そしてその企画一番目のブッ込み。次からはthe First Attack of the Game 略してFAGとしよう。もう使わないつもりだけど。
ターゲットは、ぐりおにさんである、まず貴方だ。
この日は緊張しちゃってバッチリ4時間しか眠れなかったのだが、ガンガンにFireBomberを耳元で流して起床した分公には眠さなんて関係ない。
すぐに着替えて洗面し、大好物のジューシーたまごパン(1個)をライオンのように食い尽くす。
モグモグ・・・ゴクッ
ココアうまいです^q^
そして前日から準備周到だった荷物を手に、家を飛び出したのだった・・・
・・・
・・・
話は遡ること2日ほど前、ぐりおにさんとの会話
ぐりおに「俺なんて夜8時ぐらいに出発して大阪に到着するの朝8時30分ぐらいですからね。ほんと概念ですよ」
分公 「分公は10時30分ごろに到着予定のkamoshinさんと一緒に着くぐらいにゆっくり行きましょうかね~」
バカヤロウそんな時間までこの分公がボーッと寝ていられるかよ!!
分公、ここでFAG(あ、使い道ありましたね)として、
「ぐりおにさんの寝起きに疾風突き作戦!」
を実行することを決意したのだ。
3/29 A.M 6:50
調子に乗って朝6時の冷たい風を楽しみながら自転車を漕いでいたら、早くも緊急事態発生。
でんしゃのりおくれましたー
これでタイムロス30分は痛い。
まだ時間が早いため電車の数が少なくて1本乗り損ねると大変なのだ。
分公の予定としては、分公やユウさんが9:00以降に来ると思って駅周辺で待とうとしているだろうぐりおにさんの先回りをして、分公がぐりおにさんを迎える形をとる予定なのだった。
ぐりおに「あれは・・・分公さ・・・いや・・・奴は10:30に来るはずなんじゃ・・・」
分公 「(ガーハッハハー!!たわけ者が!分公が現地入り一番目じゃあああああ!)」
ぐりおに「やっぱりあの只者ならぬ殺気・・・分公さんッ!」
分公 「待っていましたよぐりおにさん・・・!」 バッ!(両手を広げる)
ぐりおに「2時間ほど待ちぼうけを食う俺のためにこんな朝早くから・・・分公さあああああんん!!」 ダダダッ!
ヒシッ!!!
とね。軽く年齢的な上下関係をひっくり返しぐりおにさんを手中に収め、後のゲームで同盟を組む・・・なんていう熱い展開というかいやらしい展開を期待していたのだが、とにかくこのタイムロスは痛い。
流石に朝7時になったのでぐりおにさんも起床しているだろうと思ってメールをしてみる
(ここからはメールボックスから引用した実際のやり取りです)
ぶ「おはようございます」
ぐ「おはっす」
おお流石に起きていましたかぐりおにさん・・・待ってろよその寝起き顔をとんでもないことにしてやっからな!!ww
ぶ「深夜バスで寝れました?ww」
ぐ「ばっちり3時間ほど^^」
そう、ぐりおにさんは今回12時間の乗車時間を経て福岡から大阪に来ているのだ。
分公は知っている。深夜バスがどれだけ辛いかを。YO OIZUMIの激闘を見たことのある者なら誰もが納得するだろう。
・・・深夜バスは悪魔だ
ぶ「\(^o^)/ 電池もったいないのでそろそろメール切りますね^^」
よしよし、完全にぐりおにさんは自律神経崩壊寸前だ。
分公の疾風突きがまともに食らえば心臓発作で救急車に運ばれなくてはならなくなる可能性もでてきた。
分公は冷静に考え、メールを続けることでぐりおにさんの意識を覚醒させることを回避するためにメールを中断した。
あせるな・・・分公がいくら電車に乗り遅れたって8:30までには合流地点に到着するのだ。
バスはダイアが電車ほど正確ではない。ぐりおにさんを先回りできる可能性は潰えたわけではないのだ。
分公は目を閉じ、どうやってぐりおにさんとファーストコンタクトをとるのか思案していた。
たしかユウさんと始めて会ったときはお互い電話をしながら姿を探していたのですぐに見つかったのだが、今回はもっとドッキリというか心臓にボカーーーン!とくる出会いが必要なのだ。
今から入念な脳内リハーサルをしておかないといけn・・・・
ン゙ー、ン゙ー、!(分公の携帯のバイブ音)
ぐ「^q^」+集合場所到達の証明画像
なぜ7:30に駅についたんだ!!!!!!!!!!!!
もうびっくりして電車の席から飛び上がりそうになってしまった。
完全に分公がぐりおにさんに疾風突きを繰り出す体勢にはいっていたというのに、ぐりおにさんは更に上をいく技を繰り出していたのだ!
それはまさに分公がFireBomberの曲を聞いてからテンションが上がるのと同じぐらいの速さである。
もうありえない。
分公が9時に起床する予定を3時間も早めて準備した作戦があっけなく打ち砕かれたのだ。
こっちが心臓発作で死んでまうわ。
崩れ落ちる分公。
この時の分公なら、目の前に座っている居眠り女子高生のパンツが見えていようが全く反応を示さなかっただろう。
嘘である、かなり注目して見たと思う。
しかし分公はめげなかった。
まだぐりおにさんは、分公が10:30頃に到着するものだと思っているのだ。
つまりまだまだぐりおにさんを驚かせて懐柔することにできる要素は揃っているのである。
ということは・・・どんな形でぐりおにさんに突撃するのかが問題になる。
実際は居眠りオヤジが目の前で新聞を落としているのを見つめる分公はまた静かな作戦タイムをとるのだった・・・
3/29 A.M 7:35
結局作戦はまとまらず、5分で作戦タイムは打ち切った。
いつまでたっても考えていたら十分な布石もしけないままユウさんが来る時間になってしまう。
できるだけ朝早く、早く大阪に着きすぎてわけがわかんない時間に突撃するのが効率的だろうと踏んだのだ。
ぶ「あと3時間はそこを動くな! いいな! すぐにそっちに向かうからなww」
とりあえずジャブ。あと3時間は行かないぞという明確な意思表示を取ってぐりおにさんの先入観を引き立てておいたのだ。
さらに連投でメール。
ぶ「見つけるために一応聞きますが、どんな服装ですか?」
時間が経てば経つほどこの質問をすると「え・・・もう着くの?」と思われてしまうと思ったので早めに聞いておく必要がある。
分公、女の子のメールアドレスもこれぐらいタイミングよく聞き出せたら今頃リア充だった・・・とは思わないが何か違っていた気がする。
ぐ「ジーパンに黒のファーきてます 駅を出たとこの近くにあるローソンの周辺で本を読んでいるのが俺です」
そう、分公はぐりおにさんの写真を何枚か見たことはあるが、そういった個人を特定できる確実な情報を集める必要があるのだ。
ぶ「オッケー! 多分その頃にはユウさんがいるのでわかると思いますがw」
今となってはわざとらしい文面だが、ユウさんより早く来るつもりはないよ、という先入観を与えておくのには有効ではないだろうか。妙手なり。
ぐ「おkですゆっくりしときますw」
ここで一旦メールを切る。
コンビニにいる時点で意識は覚醒しているだろうし、分公の後出し攻撃のこともあって、ぐりおにさんに与えるダメージは、
「よっ!」
と普通に合うぐらいでは多くないだろう。
とにかくぐりおにさんをいちはやく発見し、土壇場で面白い展開を考えつかなくては分公の苦労がすべて無駄になってしまう。
そう考えているうちに目的の駅に到着したのだった。
3/29 A.M 8:20
分公はメールでぐりおにさんが言及していたローソンに足を運んだ。
ぐりおにさんだって分公の写真を見ているし、こっちが一方的に見つけることのできる立場でない。
逆にひょこひょこと駅周辺を歩きまわってぐりおにさんに見つかる可能性だってあるのだ。
行動は慎重に行う。
ローソンに普通の客っぽくスーッと入る。
ぐりおにさんらしき人物を探す。
が、いない。
ローソン周辺で本を読んでいるとメールには書いてあったのでローソンにいるとも限らないことは予想していたが、周辺を探そうにも周辺ってどれぐらい周辺なのかわからない。
困った。
しかしここで思考を止めてはいけない。
うかつに「っていうかどこにいますか?ww」なんて聞いてしまったらそれこそ試合終了である。
とにかくローソンを足早に後にして、ちかくのサンクスに行ってみた。
ローソン時と同じく人探しの雰囲気を悟られないように入店する。
無難にお菓子コーナーで滑り込み、店内を見渡す。
いた!ジーンズに黒いファーの男が!!
焦ってはいけない。
たしかにローソン周辺・・・のサンクスで本・・・というかジャンプを読んでいる男が立っている!
しかしお菓子コーナーからは真逆を向いているので肝心の顔が見えない。
もし肩でも叩いてしまって他人だったなら、怖い。勘弁して欲しい。
ここはなんとかメールを駆使してぐりおにさんである固有の情報を入手しなくてはならない。
たとえばジャンプを読んでる、とか「ケツがかゆいwww」という情報を得てサンクスの男が尻をボリボリと掻いていたらまさにぐりおにさんそのものである可能性がグッと高まる。
で、
ぶ「○○○-○○・・・(電話番号のみ入力した)」
本文に自分の携帯電話番号のみを打って送ってみた。
これで電話がかかってくればサンクスの男を見ればいい。
彼が通話をしている素振りを見せればぐりおにさんだと思ってもいいだろうし、違ったなら
「そろそろ家を出ようと思うんですけど、そっちはどんな状況ですか?」
と聞けばぐりおにさんのいる場所なんかも聞き出せるかも知れない。
なんて分公は天才なんだ。
ぐ「かければいいの?w」
ですよねーーwwwww
いきなり電話番号がメールで送られてきて電話するバカはない。
しかしその時点でサンクスの男がぐりおにさんだという目星はおよそついた。
彼は以前ジャンプを読んでいるように見えたが、ぐりおにさんからのメールの直前、モゾモゾしていたように見えた。
分公にメールを返信していたのだろう・・・多分。
分公は角度を変えて確実にぐりおにさんだと断定するため、じゃがりこのおいてある棚へと移動した。
これで彼の手元の動きがわかる・・・ゴクリ
ぶ「誰かきました?w」
・・・緊張の一瞬である。
こいつはぐりおにさんなのか・・・そうじゃないのか・・・
そして電波という分公とぐりおにさんを結んでいた目に見えないモノがそれぞれが持つ携帯電話間でやり取りされただろうその一瞬の間を置いて・・・・
携帯を取り出したあああああああああ
そしてまた一瞬の間をおいて分公の携帯に飛び込んできたメールには
ぐ「まだです 寒かったんで一時サンクスに待避しています」
舞台は揃った。
ぐりおにさんのバックを取っている分公はさながら草原のインパラを射程圏内においたチーター。
焦ることはないのだ。
こいつの喉笛には何時でも食いつけるのだ・・・
ここで後ろから接近して肩を叩くのも悪くはないだろう。
十分なダメージを与えられるだろう。
しかし分公、ここはもう安全策で妥協したりなどはしない。
各なる上は総力戦である。
分公もじゃがりこを眺めるフリをしながら暫く考えを整理して、いったんサンクスを出る。
気付かれない。
ぐりおにさんはインパラはインパラでも暇という大きな欲を満たすためにジャンプを貪り読んでいる、さながらお食事中のインパラである。
もちろん分公がサンクスを出入していることに一切気づかない。
そして分公はぐりおにさんの目の前に躍り出た。
コンビニにジャンプなどが置いてあるのは店の大窓際と相場が決まっている。
それを利用してガラスと言う間接的ではあるがぐりおにさんの目の前に堂々と位置づける。
そして携帯電話をとりだしメールを打ち込む。
これを送信したとき、おそらく分公とぐりおにさんの真の初対面となるだろう・・・。
1年間京都と福岡という長い距離を隔ててきた二人の距離を・・・ゼロにするッ!!
分公「ハミットパープルッ!! 念写できたぞッ! 貴様はサンクスの端の方でジャンプを読んでいるッ!!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・ッ!
メールを読んだぐりおにさんはその瞬間、おもむろに顔を上げる・・・!
そこには分公の、清々しい笑顔があったに違いない。
ヌルラジメンバー合宿レポ-1日目-へ続く
知りませんかね。
どうも分公である。
この2日ほど更新がなかったのは他サイトで知った方も多いかと思われますが
「ヌルラジメンバーでオフ会しようぜ!」
という事で大阪へお泊りに行っていたからなのである。
今日の夕方に解散してみんなそれぞれの家に帰っていくところであろう。
分公が真っ先にPCができるということで、簡単ではあるがそのオフ会レポートを書いていこうと思う。
もちろんただ「会った」だけではなく何か「在った」のでそれもお楽しみに!
それでは春のヌルラジメンバー合宿レポート「分公視点」をどうぞ。
3/29 A.M 6:00
分公は、確実に強くなっていた。
今回の企画、参加者4人中で分公は一番初めのブッ込みを決めたと言えるだろう。
それは聖超、性徴、成長。
これまでの企画で見せてしまった不甲斐ない分公ではないのだ。
そしてその企画一番目のブッ込み。次からはthe First Attack of the Game 略してFAGとしよう。もう使わないつもりだけど。
ターゲットは、ぐりおにさんである、まず貴方だ。
この日は緊張しちゃってバッチリ4時間しか眠れなかったのだが、ガンガンにFireBomberを耳元で流して起床した分公には眠さなんて関係ない。
すぐに着替えて洗面し、大好物のジューシーたまごパン(1個)をライオンのように食い尽くす。
モグモグ・・・ゴクッ
ココアうまいです^q^
そして前日から準備周到だった荷物を手に、家を飛び出したのだった・・・
・・・
・・・
話は遡ること2日ほど前、ぐりおにさんとの会話
ぐりおに「俺なんて夜8時ぐらいに出発して大阪に到着するの朝8時30分ぐらいですからね。ほんと概念ですよ」
分公 「分公は10時30分ごろに到着予定のkamoshinさんと一緒に着くぐらいにゆっくり行きましょうかね~」
バカヤロウそんな時間までこの分公がボーッと寝ていられるかよ!!
分公、ここでFAG(あ、使い道ありましたね)として、
「ぐりおにさんの寝起きに疾風突き作戦!」
を実行することを決意したのだ。
3/29 A.M 6:50
調子に乗って朝6時の冷たい風を楽しみながら自転車を漕いでいたら、早くも緊急事態発生。
でんしゃのりおくれましたー
これでタイムロス30分は痛い。
まだ時間が早いため電車の数が少なくて1本乗り損ねると大変なのだ。
分公の予定としては、分公やユウさんが9:00以降に来ると思って駅周辺で待とうとしているだろうぐりおにさんの先回りをして、分公がぐりおにさんを迎える形をとる予定なのだった。
ぐりおに「あれは・・・分公さ・・・いや・・・奴は10:30に来るはずなんじゃ・・・」
分公 「(ガーハッハハー!!たわけ者が!分公が現地入り一番目じゃあああああ!)」
ぐりおに「やっぱりあの只者ならぬ殺気・・・分公さんッ!」
分公 「待っていましたよぐりおにさん・・・!」 バッ!(両手を広げる)
ぐりおに「2時間ほど待ちぼうけを食う俺のためにこんな朝早くから・・・分公さあああああんん!!」 ダダダッ!
ヒシッ!!!
とね。軽く年齢的な上下関係をひっくり返しぐりおにさんを手中に収め、後のゲームで同盟を組む・・・なんていう熱い展開というかいやらしい展開を期待していたのだが、とにかくこのタイムロスは痛い。
流石に朝7時になったのでぐりおにさんも起床しているだろうと思ってメールをしてみる
(ここからはメールボックスから引用した実際のやり取りです)
ぶ「おはようございます」
ぐ「おはっす」
おお流石に起きていましたかぐりおにさん・・・待ってろよその寝起き顔をとんでもないことにしてやっからな!!ww
ぶ「深夜バスで寝れました?ww」
ぐ「ばっちり3時間ほど^^」
そう、ぐりおにさんは今回12時間の乗車時間を経て福岡から大阪に来ているのだ。
分公は知っている。深夜バスがどれだけ辛いかを。YO OIZUMIの激闘を見たことのある者なら誰もが納得するだろう。
・・・深夜バスは悪魔だ
ぶ「\(^o^)/ 電池もったいないのでそろそろメール切りますね^^」
よしよし、完全にぐりおにさんは自律神経崩壊寸前だ。
分公の疾風突きがまともに食らえば心臓発作で救急車に運ばれなくてはならなくなる可能性もでてきた。
分公は冷静に考え、メールを続けることでぐりおにさんの意識を覚醒させることを回避するためにメールを中断した。
あせるな・・・分公がいくら電車に乗り遅れたって8:30までには合流地点に到着するのだ。
バスはダイアが電車ほど正確ではない。ぐりおにさんを先回りできる可能性は潰えたわけではないのだ。
分公は目を閉じ、どうやってぐりおにさんとファーストコンタクトをとるのか思案していた。
たしかユウさんと始めて会ったときはお互い電話をしながら姿を探していたのですぐに見つかったのだが、今回はもっとドッキリというか心臓にボカーーーン!とくる出会いが必要なのだ。
今から入念な脳内リハーサルをしておかないといけn・・・・
ン゙ー、ン゙ー、!(分公の携帯のバイブ音)
ぐ「^q^」+集合場所到達の証明画像
なぜ7:30に駅についたんだ!!!!!!!!!!!!
もうびっくりして電車の席から飛び上がりそうになってしまった。
完全に分公がぐりおにさんに疾風突きを繰り出す体勢にはいっていたというのに、ぐりおにさんは更に上をいく技を繰り出していたのだ!
それはまさに分公がFireBomberの曲を聞いてからテンションが上がるのと同じぐらいの速さである。
もうありえない。
分公が9時に起床する予定を3時間も早めて準備した作戦があっけなく打ち砕かれたのだ。
こっちが心臓発作で死んでまうわ。
崩れ落ちる分公。
この時の分公なら、目の前に座っている居眠り女子高生のパンツが見えていようが全く反応を示さなかっただろう。
嘘である、かなり注目して見たと思う。
しかし分公はめげなかった。
まだぐりおにさんは、分公が10:30頃に到着するものだと思っているのだ。
つまりまだまだぐりおにさんを驚かせて懐柔することにできる要素は揃っているのである。
ということは・・・どんな形でぐりおにさんに突撃するのかが問題になる。
実際は居眠りオヤジが目の前で新聞を落としているのを見つめる分公はまた静かな作戦タイムをとるのだった・・・
3/29 A.M 7:35
結局作戦はまとまらず、5分で作戦タイムは打ち切った。
いつまでたっても考えていたら十分な布石もしけないままユウさんが来る時間になってしまう。
できるだけ朝早く、早く大阪に着きすぎてわけがわかんない時間に突撃するのが効率的だろうと踏んだのだ。
ぶ「あと3時間はそこを動くな! いいな! すぐにそっちに向かうからなww」
とりあえずジャブ。あと3時間は行かないぞという明確な意思表示を取ってぐりおにさんの先入観を引き立てておいたのだ。
さらに連投でメール。
ぶ「見つけるために一応聞きますが、どんな服装ですか?」
時間が経てば経つほどこの質問をすると「え・・・もう着くの?」と思われてしまうと思ったので早めに聞いておく必要がある。
分公、女の子のメールアドレスもこれぐらいタイミングよく聞き出せたら今頃リア充だった・・・とは思わないが何か違っていた気がする。
ぐ「ジーパンに黒のファーきてます 駅を出たとこの近くにあるローソンの周辺で本を読んでいるのが俺です」
そう、分公はぐりおにさんの写真を何枚か見たことはあるが、そういった個人を特定できる確実な情報を集める必要があるのだ。
ぶ「オッケー! 多分その頃にはユウさんがいるのでわかると思いますがw」
今となってはわざとらしい文面だが、ユウさんより早く来るつもりはないよ、という先入観を与えておくのには有効ではないだろうか。妙手なり。
ぐ「おkですゆっくりしときますw」
ここで一旦メールを切る。
コンビニにいる時点で意識は覚醒しているだろうし、分公の後出し攻撃のこともあって、ぐりおにさんに与えるダメージは、
「よっ!」
と普通に合うぐらいでは多くないだろう。
とにかくぐりおにさんをいちはやく発見し、土壇場で面白い展開を考えつかなくては分公の苦労がすべて無駄になってしまう。
そう考えているうちに目的の駅に到着したのだった。
3/29 A.M 8:20
分公はメールでぐりおにさんが言及していたローソンに足を運んだ。
ぐりおにさんだって分公の写真を見ているし、こっちが一方的に見つけることのできる立場でない。
逆にひょこひょこと駅周辺を歩きまわってぐりおにさんに見つかる可能性だってあるのだ。
行動は慎重に行う。
ローソンに普通の客っぽくスーッと入る。
ぐりおにさんらしき人物を探す。
が、いない。
ローソン周辺で本を読んでいるとメールには書いてあったのでローソンにいるとも限らないことは予想していたが、周辺を探そうにも周辺ってどれぐらい周辺なのかわからない。
困った。
しかしここで思考を止めてはいけない。
うかつに「っていうかどこにいますか?ww」なんて聞いてしまったらそれこそ試合終了である。
とにかくローソンを足早に後にして、ちかくのサンクスに行ってみた。
ローソン時と同じく人探しの雰囲気を悟られないように入店する。
無難にお菓子コーナーで滑り込み、店内を見渡す。
いた!ジーンズに黒いファーの男が!!
焦ってはいけない。
たしかにローソン周辺・・・のサンクスで本・・・というかジャンプを読んでいる男が立っている!
しかしお菓子コーナーからは真逆を向いているので肝心の顔が見えない。
もし肩でも叩いてしまって他人だったなら、怖い。勘弁して欲しい。
ここはなんとかメールを駆使してぐりおにさんである固有の情報を入手しなくてはならない。
たとえばジャンプを読んでる、とか「ケツがかゆいwww」という情報を得てサンクスの男が尻をボリボリと掻いていたらまさにぐりおにさんそのものである可能性がグッと高まる。
で、
ぶ「○○○-○○・・・(電話番号のみ入力した)」
本文に自分の携帯電話番号のみを打って送ってみた。
これで電話がかかってくればサンクスの男を見ればいい。
彼が通話をしている素振りを見せればぐりおにさんだと思ってもいいだろうし、違ったなら
「そろそろ家を出ようと思うんですけど、そっちはどんな状況ですか?」
と聞けばぐりおにさんのいる場所なんかも聞き出せるかも知れない。
なんて分公は天才なんだ。
ぐ「かければいいの?w」
ですよねーーwwwww
いきなり電話番号がメールで送られてきて電話するバカはない。
しかしその時点でサンクスの男がぐりおにさんだという目星はおよそついた。
彼は以前ジャンプを読んでいるように見えたが、ぐりおにさんからのメールの直前、モゾモゾしていたように見えた。
分公にメールを返信していたのだろう・・・多分。
分公は角度を変えて確実にぐりおにさんだと断定するため、じゃがりこのおいてある棚へと移動した。
これで彼の手元の動きがわかる・・・ゴクリ
ぶ「誰かきました?w」
・・・緊張の一瞬である。
こいつはぐりおにさんなのか・・・そうじゃないのか・・・
そして電波という分公とぐりおにさんを結んでいた目に見えないモノがそれぞれが持つ携帯電話間でやり取りされただろうその一瞬の間を置いて・・・・
携帯を取り出したあああああああああ
そしてまた一瞬の間をおいて分公の携帯に飛び込んできたメールには
ぐ「まだです 寒かったんで一時サンクスに待避しています」
舞台は揃った。
ぐりおにさんのバックを取っている分公はさながら草原のインパラを射程圏内においたチーター。
焦ることはないのだ。
こいつの喉笛には何時でも食いつけるのだ・・・
ここで後ろから接近して肩を叩くのも悪くはないだろう。
十分なダメージを与えられるだろう。
しかし分公、ここはもう安全策で妥協したりなどはしない。
各なる上は総力戦である。
分公もじゃがりこを眺めるフリをしながら暫く考えを整理して、いったんサンクスを出る。
気付かれない。
ぐりおにさんはインパラはインパラでも暇という大きな欲を満たすためにジャンプを貪り読んでいる、さながらお食事中のインパラである。
もちろん分公がサンクスを出入していることに一切気づかない。
そして分公はぐりおにさんの目の前に躍り出た。
コンビニにジャンプなどが置いてあるのは店の大窓際と相場が決まっている。
それを利用してガラスと言う間接的ではあるがぐりおにさんの目の前に堂々と位置づける。
そして携帯電話をとりだしメールを打ち込む。
これを送信したとき、おそらく分公とぐりおにさんの真の初対面となるだろう・・・。
1年間京都と福岡という長い距離を隔ててきた二人の距離を・・・ゼロにするッ!!
分公「ハミットパープルッ!! 念写できたぞッ! 貴様はサンクスの端の方でジャンプを読んでいるッ!!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・ッ!
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そこには分公の、清々しい笑顔があったに違いない。
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プロフィール
HN:
分公
性別:
男性
職業:
大学生
趣味:
最近はもっぱら野宿
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