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駐輪場に置いてあったのだけれど、竹下さんの自転車。
「竹下用」
う~ん。竹下さんである。
洗濯機が壊れた。
前々から調子がおかしかったのだ。
ウーンゴチャンゴチャン
って音がするのだ。
ゴチャンゴチャンといわせた洗濯機から取り出したトランクスがビリビリになってたりした。
さすがに許しがたい。
不満を言いながら毎日洗濯をしていたのだが、ついに金曜日に動かなくなった。
調べてみると、ドラムの底の回る板がプラスチック部品でできているのだが、それが磨り減って空回りしていたのだ。
スカンスカンと音を立てながら回らなくなってしまった洗濯機。
そろそろ買い替え時かと思ったのだが、親父はあきらめなかった。
分公は高校生、弟は中学生になったこの年、何かとお金を出してきたのにここにきてまた洗濯機を買うハメになるのはごめんといったところだろうか。
とにかく工具箱からセメダインやらアロンアルファやら名前も分からない接着剤を取り出して必死に底の板と金属の棒の間に塗りたくっている。
あまりにも色んな接着剤を塗っているもんだから何か変な気体が発生してもおかしくない。
有毒ガス発生で一家全員中毒死なんて笑い話にならない。
そういえば細菌はやっている硫化水素自殺。
あれが増えたのは一重にマスコミのお陰ではないだろうか。
ネットで硫化水素の作りかたを知る輩なんてなかなかいないだろう。
でもマスコミで「硫化水素で自殺」と取り上げてさらに「ネットで見つけた」なんて報道するもんだからそりゃ自殺したい人は検索するだろう。
セメダインのくささは異常である。
鼻が曲がる。
必死に抵抗をしたが結局水をかき混ぜようとする力の前には歯が立たず、
スカンスカンというむなしい音がしているだけであった。
洗濯機はないと洗濯物がたまる。
分公の服も、洗濯機に巻き込まれたトランクスも汚いままである。
コインランドリーに行く時間もないし・・・。
しょうがないので思い切って着替えることにした。
今取り付け工事をしているのだが、なんだかこじゃれていていい感じだ。
以前はバリバリ活躍していた洗濯機もあの四角いコーナーから取り外されてしまえばなんだkら惨めな機械の塊のように見えた。
確かこの洗濯機は弟が生まれたときに母の実家から送られてきたのだ。
と言うことは12年ほど使ったことになるだろうか。
頑張ってくれたんだな・・・。
分公が始めてホラー映画「リング」をテレビで見たとき、あまりの怖さに怯えて逃げるように脱衣所に入って早くお風呂に入って寝ようとしたとき。
服を脱ぎ捨てたその隣に鎮座していた洗濯機。
そのドラムが井戸に見えて怖くてしょうがなかったのだっけか・・・。
5日ぐらいは洗濯機が怖かったなぁ・・・。
グルグル回っている洗濯機に手を突っ込んで手がドラムに引っかかって危う手が亡くなりそうになったこともあったっけか・・・。
思い出しながら、スマートで、前より大容量で、選択中も静かな新しい洗濯機に脱衣所の一角の四角いコーナーという居場所を追いやられた洗濯機を振り返ると何故か悲しくなってくる。
今までありがとう。
でも俺のトランクスを破ったのは許さねぇ。
知らずに穿いていった日のあの恥ずかしさとお尻のスースーする感じはわすれないからな!!
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