お引越し予定。
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8万Hitしてたなんてつゆ知らず。
分公は生まれて初めての富士登山に向かっていくのだった。
京都から富士山。
実に5時間ほど車に揺られ…
と書けば別に大したことはないが、乗っているのは運転席と助手席以外は「貨物席」と化すハイエースの後部座席に3人体勢で乗っている。
乗り心地は最悪。
経験した人しかわからないが、うまく座れないのだ。
4時間も乗っていれば決まったポジションに体を落ち着けられるものだが、全くそれがない。
無限に続く体の痛み、横揺れ、更には縦揺れ(空中に体が投げ出される)。
それが終わったと思ったらすぐさま登山になる。
自動車で侵入できるのは富士山の5合目まで。
半分は来れるのでヌルゲーに思うかもしれないが、ここで標高は2400m。
頂上は3400mだからここから1000mも登るのだ。
…
ワクワクしてくるじゃんか!
5合目→6合目
流石標高2400m。
8月でもかなり涼しい。
一応ここでの装備は長袖のシャツにブラウスという軽装だが、まだ全然行ける。
あとフリースにGORE-TEX(超防水加工)先生が入ったスキーウェアを備えてある。
6合目→7合目
体感ではここが一番長かった。
一緒に登る友人はこのあたりから高山病にかかり息が上がり、頭痛を主張し始める。
でも登るしか無いから応援しつつ登る。
分公は全く高山病にはならなかったものの、ものすごく綺麗な星空(この時点で雲は眼下、のはず)を見上げようとすると、頭に酸素が回らなくなってふらっと来てしまう。
加えてこの地面。
月あかり以外全く光のない登山道では自分のヘッドライトぐらいしか頼りにならない。
ゴツゴツした岩、足元をすくわれる砂利。
足の疲労もぐっとくるのだ。
7合目→8合目
寒い。
1合目ずつに休憩所(金を払って小屋に入れたり飯が食えたりする)があるので、その隣で我が家に伝わるGORE-TEXスキーウェアを着る。
ただし30年前のモデル。
パパスは若い頃にスキーをやっていて、市場に出はじめの頃のGORE-TEXをまだ保存していたのだ。
30年越しのGORE-TEX。
その威力が個々で発揮される…!?
8合目→9合目
寒くて死ぬ。
今回の趣旨は「頂上でご来光を見る」である。
現在は3時を過ぎたところ。まだまだ日の出には遠い。
標高が上がれば上がるほど寒くなるし、風も強くなる。
だから早く着いても体温を奪われて死ぬような思いをするだけなのだ。
このあたりから寝るなりモノを食べるなりして時間をうまく使っていかなくてはならなくなった。
しかも眠い。
足は何度も踏み外すし、気づけば瞼が落ちそうになっている。
車でもろくに寝れず、5合目の駐車場で仮眠を取るはずが取らないまま登山し始めたので眠さはピークである。
分公たちは身を寄せ合い、アルミマットで体中を巻いて暖を取る。
簀巻きにされて今から大阪湾に沈められる…そんなシチュエーションが想像されてしまう不格好さだが、こうでもしないと冷たい風にさらされて体が全く動かなくなる。
こんな簀巻きヤロー達があたりに散らばる。
9合目→頂上
ついに到着。
もう、ご来光の瞬間とかいいから、はよ
はよ太陽を頂戴!!?
で、でたぁ(すぐさま背中を向けて温まる体勢)
寒くて力が入らない。
座り込んでしまうだけで絵になる。
見渡せば一面雲海。
神秘的としか言いようが見つからない光景が広がっているわけだ。
流石日本一の山。
が、すぐ帰る。
あまりにも寒い。
GORE-TEXだかボブテックスだか知らないけど全くもって寒い。
帰り道ほど面白くないものはない。
夜間歩いていたときは全く景色など見えなく、足元さえおぼつかないような状況だったが、それはそれで良かったのだと気づく。
こんな荒廃としたつまらん岩っころ地帯を5時間もグネグネと歩いていたなんて考えたくもない!
も、もう登らなくてもいいわ。
富士山。
分公は生まれて初めての富士登山に向かっていくのだった。
京都から富士山。
実に5時間ほど車に揺られ…
と書けば別に大したことはないが、乗っているのは運転席と助手席以外は「貨物席」と化すハイエースの後部座席に3人体勢で乗っている。
乗り心地は最悪。
経験した人しかわからないが、うまく座れないのだ。
4時間も乗っていれば決まったポジションに体を落ち着けられるものだが、全くそれがない。
無限に続く体の痛み、横揺れ、更には縦揺れ(空中に体が投げ出される)。
それが終わったと思ったらすぐさま登山になる。
自動車で侵入できるのは富士山の5合目まで。
半分は来れるのでヌルゲーに思うかもしれないが、ここで標高は2400m。
頂上は3400mだからここから1000mも登るのだ。
…
ワクワクしてくるじゃんか!
5合目→6合目
流石標高2400m。
8月でもかなり涼しい。
一応ここでの装備は長袖のシャツにブラウスという軽装だが、まだ全然行ける。
あとフリースにGORE-TEX(超防水加工)先生が入ったスキーウェアを備えてある。
6合目→7合目
体感ではここが一番長かった。
一緒に登る友人はこのあたりから高山病にかかり息が上がり、頭痛を主張し始める。
でも登るしか無いから応援しつつ登る。
分公は全く高山病にはならなかったものの、ものすごく綺麗な星空(この時点で雲は眼下、のはず)を見上げようとすると、頭に酸素が回らなくなってふらっと来てしまう。
加えてこの地面。
月あかり以外全く光のない登山道では自分のヘッドライトぐらいしか頼りにならない。
ゴツゴツした岩、足元をすくわれる砂利。
足の疲労もぐっとくるのだ。
7合目→8合目
寒い。
1合目ずつに休憩所(金を払って小屋に入れたり飯が食えたりする)があるので、その隣で我が家に伝わるGORE-TEXスキーウェアを着る。
ただし30年前のモデル。
パパスは若い頃にスキーをやっていて、市場に出はじめの頃のGORE-TEXをまだ保存していたのだ。
30年越しのGORE-TEX。
その威力が個々で発揮される…!?
8合目→9合目
寒くて死ぬ。
今回の趣旨は「頂上でご来光を見る」である。
現在は3時を過ぎたところ。まだまだ日の出には遠い。
標高が上がれば上がるほど寒くなるし、風も強くなる。
だから早く着いても体温を奪われて死ぬような思いをするだけなのだ。
このあたりから寝るなりモノを食べるなりして時間をうまく使っていかなくてはならなくなった。
しかも眠い。
足は何度も踏み外すし、気づけば瞼が落ちそうになっている。
車でもろくに寝れず、5合目の駐車場で仮眠を取るはずが取らないまま登山し始めたので眠さはピークである。
分公たちは身を寄せ合い、アルミマットで体中を巻いて暖を取る。
簀巻きにされて今から大阪湾に沈められる…そんなシチュエーションが想像されてしまう不格好さだが、こうでもしないと冷たい風にさらされて体が全く動かなくなる。
こんな簀巻きヤロー達があたりに散らばる。
9合目→頂上
ついに到着。
もう、ご来光の瞬間とかいいから、はよ
はよ太陽を頂戴!!?
で、でたぁ(すぐさま背中を向けて温まる体勢)
寒くて力が入らない。
座り込んでしまうだけで絵になる。
見渡せば一面雲海。
神秘的としか言いようが見つからない光景が広がっているわけだ。
流石日本一の山。
が、すぐ帰る。
あまりにも寒い。
GORE-TEXだかボブテックスだか知らないけど全くもって寒い。
帰り道ほど面白くないものはない。
夜間歩いていたときは全く景色など見えなく、足元さえおぼつかないような状況だったが、それはそれで良かったのだと気づく。
こんな荒廃としたつまらん岩っころ地帯を5時間もグネグネと歩いていたなんて考えたくもない!
も、もう登らなくてもいいわ。
富士山。
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楽しい。 at 御在所岳
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HN:
分公
性別:
男性
職業:
大学生
趣味:
最近はもっぱら野宿
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