流離の二人、とぼとぼ歩く

分公、今日は学校の行事だったので、塾をサボることにした。
PM４：１０分ぐらいにやっと解散だったので5:00からの塾には間に合わないと踏んだ。
ということで少々遅れるのは確定事項となるのだ。

いけないいけない。
せっかくお金を払ってるのだからちゃんと行くべきだ。
でも、正直だるい。
ちょうど一緒にいた一兵は4:00から塾らしい。
「もう遅刻だぜ」と言いたげな彼の顔を見て思った。

「サボろ」

かくして2人のサボりたいがための旅が始まった。

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2人で喋っていると弟の友達のお母様と遭遇した。
犬の散歩の途中だったらしく大きなレトリーバーを連れていた。
その犬とは知り合いで一目散に飛び掛ってきた。
もう大人のレトリーバーなのでデカイのである。
まともに突撃されたら2,3mは吹っ飛ばされそうだ。
案の定3m39cmという自己ベストを更新したのだった。

・・・

別に大したことはなくただ2人で喋って1時間ほど
時間を潰しただけだったので旅は終わった。

お陰で分公は塾を1時間サボれて、一兵は1講座丸々サボれたのだった。

めでたしめでたし。