ジョりぃいん

早く水を取ってくれーッ！
蒸発しちまうーッ！

今日の京都は30度を上回るなんともビールがうまそうな一日になったのだが、分公にはそんな黄金色の麦泡汁よりも手元のパピコがたまらないのだ。


さて、今しがた弟が修学旅行から帰ってきた。
行き先は沖縄で、京都は雨模様だったが向こうは晴れたようだ。いがったいがった。

実はということではないが分公もオキナワに修学旅行で行ったことがあって、話を聞いていると分公の世代でもやっている「K先生告白合戦」

(K先生は社会科の女性の先生である。ものすごく食べて、ものすごくふくよか、年齢不詳のマダムティーチャーである。とってもいい先生)

なんかで盛り上がっていたらしくえらくご機嫌だ。
ん～中学生は楽しそうである。

お土産があると箱を幾つか渡された。
フムフム久しぶりの遊戯王対決でボコスカにしたときに約束したお土産らしい。

全部紅芋パイだったので蹴りを入れておいた。



オキナワでは色々思い出がある。あんなことこんなことでふざけて笑って、ちょっと苦い思い出もあるけれど分公が人生で一番充実してた時期にも思える。だけだと思う。


うだるような暑さの日に行くトイレ(大)は苦痛でしかない。
スリッパも暑いし下ろしたズボンが足元に暑いし、空気がこもって臭いわ、あまり気乗りしない。
そんなことを考えながらトイレを目指すと廊下に弟の旅行鞄がひろげられていた。
汗臭いやらじめじめした臭いやら、用を足す前から鼻がやられてしまう。


でもそんな臭いがオキナワを思い出させたり出させなかったりなのだ。
この糞暑い京都で南国の記憶を引きずり出すのはさらに暑くて仕方ないが決して悪い気分ではない、
パピコがこの上なく旨い夜になりそうである。