忍者ブログ
お引越し予定。
[651]  [650]  [649]  [648]  [647]  [646]  [645]  [644]  [643]  [642]  [641
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どうも、モンゴルレポpart1を書いていたら次の日、つまり機能のテストで見事撃沈した分公です。
m9(^Д^)プギャとか言わないでもらいたい!

レポートと銘打ったモノの全然まとまらないpart1を簡単にまとめさせてもらうと、

風の国モンゴル。
まだ11月だというの-20度という極寒の大草原はチンギスハンを始めとした屈強なモンゴル民族を育て来たのだった。
分公の父もまたそんなモンゴルの地を踏みしめたのだが、圧倒的な寒さと、チンギストラップに挫折によりうちのめされて帰国したのだった。


こんな感じ。
part2では、何故こんな草原の真ん中にオルドスのような巨大都市が生まれたか、そのルーツとそこから見る日本の今後について令嗣絵沈着な目を持たずに書いていきたいと思う。

帰ったらすぐに書くっていったのにNINAJAサーバーが重くて記事書けなかったからな!





モンゴル民族は前回書いた記事を読むとどこぞのサイヤ人のような戦闘民族のように見られがちだが、そんなわけもなく遊牧民族である。
ヤギだ羊だ馬(モンゴルのようなアジアで標高が高い土地の馬は背が低くて風の抵抗を受けにくく進化している。だから日本人が一番乗り安いって椎名誠が言ってた)
だのをつれて草を食べさせて移動する生活を送っていて、ゲルという移動式住居で澄んでいるというのは小学生ぐらいで勉強することだ。

さて、超発展したオルドスも昔はこんな遊牧民族がブラブラする草原だった。
しかしここ数年で北京・上海などの中国都市部が急激に発展し、そういった巨大都市を中心に今まで本当に質素な生活(貧乏だから)を送ってきた中国人が少しずつ裕福になり、肉の需要が増えた。
モンゴル人を始めとした遊牧民族は肉の需要が高まったため、遊牧する家畜を多く持つようになった。
遊牧民たちは一カ所にいったんとどまって生活をして家畜に草を食べさせて、その一帯の草が無くなれば別の場所に移動するのだが、家畜を多く持つようになったために早く草が無くなったのだ。
「砂漠化だ!」
その通り。
モンゴル高原を中心とした砂漠化は深刻化したのだが、そのためにといえば大げさだが中国政府は動いた。

2000年に中国政府は中国西部の大規模開発に着手したのだ。
その際にオルドスには非常に豊富な資源に恵まれていると分かったのだ。

これがただの草原だった場所から中国西部一番の大都市に生まれ変わるきっかけだったのは言うまでもない。





オルドスの地下からは石油ももちろん、レアメタルが多く埋蔵されているという。
レアメタルとは名前の通りレアなメタルで、携帯電話などの電子機器に使われる金属でとても稀少である。
だから最近「携帯はリサイクル!」という動きが活発なのだ。
そのおかげで都市が形成され、今ではGDPは毎年30%ずつ上昇している。
日本なんて2009年は-5.3%である。30%の数字がいかに狂っているかがうかがい知れる。
そんなオルドスは富裕層と分類される人たちが人口の半分を占めるまでに至っている。
ここでいう富裕層といえば、
高級外車を6台は持っている。
BMWにポルシェにベンツ、ハマーにコルベット・・・って6台ってすごいなぁ。
「お金が入るぞ!」
「何に使おう」
「ベンツ買ったお!」
「俺はポルシェ」
「いいなぁ、私も買う!」
「じゃこっちはベンツもBMWも買おう!」
「何だって!じゃこっちは・・・」
ここ2年ほどで急成長をし、お金が持つようになった富裕層は競うように物を買ったのだ。
日本のようにちょっとしたモノに高級感を出してみたりとか、そんなお金の使い方を彼らは知らないのである。




急速な富はさらなる発展を生み続け、もう成長に成長を重ねているのだ。
世界はオルドスをこう言う。
オルドスで起こったのは地球最後のゴールドラッシュだ。



そんな所を見ていると、日本がいかに可能性に薄い土地であるかが分かる。
資源という資源は、ちょっとばかり綺麗な水ぐらい。
様々な技術は次々と世界中に流れてゆき、世界の亀山~とかいうにも土地が日本では狭すぎる。
農業だってもう衰退の一途をたどり、世界的な動きだから一概には言えないが、経済的にも大きな成長が見込める産業はほとんど残っていない。
エコなんて騒いでいるのは本当に沈みそうな国はあたりまえだが、ジャポーネと北欧諸国ぐらいである。

さらに社会問題(笑)となっている少子化。
中国は人口抑制のために一人っ子政策(まさか知らない人はいないだろう)をやってきたが、少子化で労働者と年金が払えない国がヒーヒー言うのを見て、
実質一人っ子政策やめてます^q^

役所も2子3子と生まれても寛容になり、人口はますます増えている。
人口増加の貧困は中国にしては昔からずっとあることで大して大きく問題視していない。故郷に帰って農業すれば良いんだもの。自給率挙げろ自給率!である。
だから地方から都市の超難関一流大学、たとえば北京大学のような良い大学を出ても働けない人があふれにあふれ、就職浪人スラム街が北京郊外に形成されても、知らんぷり。





しかしここで見るべきものは人口増加でスラム~とかいう話ではない。
それだけ必死の競争がそこにあると言うことである。
日本の大学生のように中国の大学生(だいたい大学に通えるのも一握りの人間である)は遊ばないのだ。
勉強して、勉強して、都会で就職するために死力を尽くすのだそうだ。

生きるのに必死、勝つのに必死、そんな学生にPCの前でボーッとこんな事書いている分公が勝てる気がしない!




まぁちょっと話が膨らみすぎたけれども、お隣中国はオルドスを含め、これだけ急成長をして世界のTOPに立つ間際なのである。
オバマさんがアジアに来たのも日本なんか始めから「ついで」で、中国訪問がメインイベントだったのである。
オバマさんを迎える中国側の勧化パフォーマンスと言ったら豪華絢爛なのだ。
日本なんて車が迎えに来たぐらいである。
もう姿勢から負けている気もする。

とにかく、分公はちょっと日本の危機を感じたのだ。
日本を出たい!と思わざるを得ない状況がこの日本であるのだが、外国人参政権の問題とかも最近で始めている。
やっぱり日本を守るためにはどうすればいいか、どんな勝負で日本を売っていけばいいのか、それを考える段階に来ているのだと思うのであった。

最後は無理矢理まとめたが、これでモンゴルレポは終了。





中国土産のすごく香りの良いお茶を飲みながら記事を投稿したいと思う。


ウマー( ´Д)つ旦

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
12まとめて読んだけど、やっぱ分公さんの文は面白くて飽きないですね~
フムフム言いながら読まして頂きました(^▽^)

最後の これからは日本をどう売るか ってのには共感しましたね。
寿司とかオタク文化とか 世界が注目してるモノがある
もう日本を開いてっても良い頃じゃないかな~ とか平凡な頭で考えたりしますぜ

駄長文失礼しました~
naosuke 2009/11/25(Wed)17:49:35 編集
Re:無題
グダグダとまとまらない文章を読んでいただいてありがとうございます!

外国人の過度の受け入れは日本をつぶすと分公は考えていますね。
フランスがその良い例ですw二の舞にはなりたくないお・・・
【2009/11/25 21:10】
無題
乙!!
今回はかなり読み応えあったなw
それより写真の親父さんが気になりすぎるのは漏れだけ!?w

スパコン撤退のニュースとか見ているともう日本って何で勝負して良いのか分からんよな・・・
ヲタク文化なんてフランス人としか分かり合えなさそうだし、産業として根が張れると思ってる人ももうちょっと先を見た方が良いよな・・・
もう環境とかにかまって成功できるほど甘い世界じゃないのかも知れないな
ぷっち 2009/11/25(Wed)21:56:31 編集
Re:無題
無駄に文章料が・・・もっとまとめれるように頑張りますw
親父が見たければ有料プランの邦語ご利用下さいませ!

日本オワタ\(^o^)/って言える人間がもっと必要になってくるでだろうなぁ・・・
マスコミに左右されすぎ
【2009/12/13 01:28】
無題
つい最近、井上靖さんの蒼き狼という、チンギス・ハンの一生を描いた小説を読みましたので、
それを深く理解する上で、モンゴル旅行記がとても参考になりました^^
とんこつ 2009/11/28(Sat)10:41:43 編集
Re:無題
そんな読み方をしていただけると分公もうれしい限りです!
こんど書店で蒼き狼も見てこようっと!
【2009/12/13 01:29】
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
近況報告
楽しい。 at 御在所岳
絶景
リンク
プロフィール
HN:
分公
性別:
男性
職業:
大学生
趣味:
最近はもっぱら野宿
自己紹介:
当サイトはリンクフリーです。
相互リンクをしていただけるなコメントかメールフォームにてお願いいたします。

6万Hitラジオ
ブログ内検索
フリーエリア
過去記事

カウンター
フリーエリア
忍者ブログ [PR]