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父がまた中国へ行って帰ってきた。
晩御飯中にかえってこられると、色々とバタバタしてしまって、おいしい肉の塊(キャベツとかも入っているが)も冷めてしまう。
全く、無事に帰ってくるのは良いがタイミングっていうものを学んで欲しいものである。

さて、今日はその土産話の一つ。

父の中国での主な移動手段はタクシーなのだが、帰りの空港へ行く途中のタクシのドライバーが話しかけてきた。
「日本人か?」
中国人と日本人の見分けは顔ではつかない。
見分け方は着ている服らしい。
想像できる通り、日本人に普通の男性でも中国ではオシャレさんなのだ。
分公の父は職業柄もあって、中々年に合わないイキった服を着ていたり来ていなかったりなので、日本人と判断されたわけである。
「そうだけど」
と父。

「いやぁ、日本人はすごいよなぁ。なんていうか、教育が違うし、ステータスってものが俺たちと違うもんな。
だから俺もちょっとは日本人を見習わなきゃいけないと思って、落し物の財布や携帯はちゃんと届けるようにしてるんだ」

日本人のステータス。
ゆずりあいの精神や他人への気遣いという小学校から言われ続けるものは、世界でも誇れるものなのだろうか。
このドライバーはそれが日本人のステータスだと思っているようだ。
確かに、韓国人は誰と(どんな国と)でも喧嘩をしてしまうし、中国は嘘ばかり(父が言うにはだが)らしい。
そんな国等から見れば日本人の教育、ステータスというものは見習うべきすばらしいものなのかもしれないが、
分公はそうは限らないと思う。
今の日本には、ぶつかっていく精神や相手を出し抜くズルさも必要なんじゃないかと。
分公にも同じことが言えて、この先生き残っていくためには、ただただヌルいことをやっているだけではなく、バシっと本気出すときも必要なのではないかと思うのだ。

でも、なにをバシっとやればいいのかもわからないようなボンヤリ学生分公は、こんな記事を書きながらもただ温和な日常を生きるしかないのであった。






分公、風子の場面にくるといつも涙ぐむ。

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