うめずかずお、さいきょう

って尊敬する人が言ってた。
どうも分公です。

今日もフラリとネットシャーフィンをしていたら、いやサーフィンはおろか平泳ぎしかできないのだが、それは置いておいて、一つのフラッシュゲームを見つけたのだ。
それがまた意味不明なゲームで、楽しくないけどプレイした後に考えさせられるゲームなのだ。

gray
(10分もやらない内にクリアできるのでできればプレイしていただきたい)

ちょっと説明すると、プレイヤーが操作するのは黒い人。
つまり黒という意見を持っている人で、ステージを駆け回る白い人、つまり白という意見を持った人を説得していくゲームなのだ。
白の意見を持って暴動を起こす人々。
それに話しかけて説得することで、黒の意見を広めていく。

しばらく説得を続けていると、黒の意見を持つ人が多くなり、白の暴動は収まる。
しかし主人公は困ってしまう。
今度は黒の意見で暴動が起こるのだ。

次は逆に白の意見で黒の人々を説得する・・・。

「白をとめるために黒で説いた。でもBで暴動が。」
「Bは正しかったのだろうか、そして白の意見の正当性もあったはずだ」

揺れ動く主人公は最終的に白と黒のどちらの重要性・真実性を理解した「gray」つまり灰色の意見を持つのだが、次に説得を試みようとも、なんの反応もない。
人々にその意見は届かないのだった。



という内容。



正しさとは何なのか、良いと悪いの2面だけなのか、などいろいろな思いがわき上がる10分間だったのだが、
最終的には虚しさに包まれる。
分公が一時期ハマっていた「上を目指し続けるゲーム」なんかよりはずっと内容があって楽しめるのでみなさんも1回プレイしてみてはどうだろうか。