お引越し予定。
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登山といっても今回登る山は、いわゆる山ではない。
というのも分公、この間名古屋まで自転車で行ってきたのだが、その目的というのが喫茶マウンテンという店。
1日150キロ近くも自転車を漕ぎまくってでも行きたかったこの喫茶マウンテン。
人はこの店を山とよびメニューを食すことを登山するというのだ。
分公も食べてみたいとは以前から思っていはいたのだが、丁度良く自転車に乗りたいゲージが溜まっていたので全部使いきってやろうと一気にここまで来てしまったわけだ。
運が無いことに当日は大雨。
「何でこんなことしているんだろう」という思いが頭をよぎるが、毎回のぼんのう裁ち切りシリーズのごとく「考えたってしゃーない、やり始めちゃったし」という頭の悪い言い訳で制する。
漕ぐ漕ぐ。
滋賀を抜け岐阜を抜け、やっとの思いでマウンテンまでたどり着いた。
10時間ほど雨の中自転車をこいで、分公の胃は空っぽである。
さーて何を注文しようかな…
ここまで来たんだから「普通」のメニューを頼んでもしかたない。
分公が食べたかったのは山メニューである。登頂してやりたくなるようなヤツを選ぼう。
春冬限定…!? 甘口パスタ…!?
これにしよう!
甘口いちごスパ ¥1,000
びっくりするほど不味い!(T∀T)
ピンクの麺に絡まるいちごソースみたいなのがえげつない。
上に乗っている生クリームのほうがさっぱりしているような感覚に陥ってしまうほど強烈な甘さが胃をぐっちゃぐちゃにする。
一口一口に命を削られてく。
正に登山。命を削って一歩一歩高みを目指していく登山である。
…うぼぇ
まぁ完食はしますけどね☆
逃げるように1000円を払ってマウンテンを後にする。
滲んでくる涙と胃液。
分公はこんなボロボロになるために名古屋まで来たんだろうか…
そうだよ!!!
と誰かが言ってくれたわもなく、爆走車があちこりをビュンビュンやってる名古屋市内を一人寂しくネカフェを探し彷徨うのだった。
ネカフェで寝れたような寝れなかったような7時間ほどを過ごし、とにかく帰ることを考える。
往路のルートは起伏が少ないが150キロぐらいある関ヶ原ルートを通ってきたが、帰りは120キロぐらいだが起伏が激しいとされる酷道421号線を通ることにした。
というのも起伏がマシ、とされる関ヶ原ルートでも荷物を積んだ35C(タイヤの太さ、かなり太い)の分公にはかなりしんどかったから「どっちの道通ってもおんなじようにシンドイのは変わらないだろ」という超超甘い考えをしてしまったからだ。
昨日の甘口いちごスパ並みの考えの甘さである。
アホ。
浮浪者みたいなレインコートとどろどろのチャリを連れて2日目の目的を果たしに行く。
水曜どうでしょうの有名ディレクター、藤やんのお母さんが営む喫茶店で小倉トーストを食べよう、というのだ。
思えばわけわからんものしか食べない旅であるが、まぁ小倉トーストはまずくないはずだし、なによりパイ生地にして菊練りにしてやろうか!のアノ!
藤やんのお母さんに会えるのはとても楽しみである!
天気も少し回復して曇りなので運も分公に味方してきたということだろうか、ワクワクして自転車をこぐ。
閉まっとるやないか
落胆する。
がっかりしたら急激 にお腹が減った。
思えば昨日の夕ごはんはいちごスパだけで胃が崩壊して、量的には全然食べてなかったのだった。
ふらりとローソンに入ると、なんと!
Lチキが100円で売られているではないか!
あぁ…なんという幸せ…
この無情な都会名古屋まで一人ぼろぼろになってたどり着き、さらには喫茶マウンテンで散々胃を破壊され腰を痛めるリクライニングシートで一夜を明かした分公の腹に染み渡るLチキ。
うまい…!うまいッ!
こうして復路はLチキ様に大いにお世話になることになる。
復路は国道421号線。
通称酷道である。
理由は簡単。
キツイ、狭い、何もないのチャリラーにとって最悪の条件が続くからである。
釈迦ヶ岳(1800m)と竜ヶ岳(1000m)の間を遠慮無くまっすぐ敷かれた酷道は三重県側からは際限なく坂道が続いている。
6kmに渡って坂道。しかも油断すれば自転車が後ろに向かって逆走しそうな坂である。
分公は全力全精力全俺全開で走って時速7,8キロしか出ない。
つまり1時間弱マックスの坂道を上り続けるわけだ。
オゲー
デジカメを地面に置いて撮影しているので分かりづらいが、トンデモない勾配で精神が崩壊してしまいそうになる。
まぁ往路よりは雨がない分レインウエアの蒸れもないし快適ではあるのだが、体力的には底の底まで使い切ってしまった。
坂が終われば迎えLチキを頬張り体力回復を試みるのだが、全然ダメ。
それでもLチキがどうにかしてくれると信じ続けて無理やり足を動かすのだった。
京都に帰ってきて今回の名古屋旅の不毛さを痛感したのは当然だが、自転車の一人旅の楽しさも感じたのであった。
自分しかいないので誰かにたいして自分を繕う必要もないし、気を使う必要もない。
ありのままに楽しむ自分、苦しむ自分が見えてくるのだ。
それがどうしたと言われればそれまでなのだが、でも自分に向き合い深く知るいい機会になったと思う。
分公、甘口いちごスパではまだ甘吐きするレベルに達しないんだと、
次は甘口抹茶小倉スパだと!
というのも分公、この間名古屋まで自転車で行ってきたのだが、その目的というのが喫茶マウンテンという店。
1日150キロ近くも自転車を漕ぎまくってでも行きたかったこの喫茶マウンテン。
人はこの店を山とよびメニューを食すことを登山するというのだ。
分公も食べてみたいとは以前から思っていはいたのだが、丁度良く自転車に乗りたいゲージが溜まっていたので全部使いきってやろうと一気にここまで来てしまったわけだ。
運が無いことに当日は大雨。
「何でこんなことしているんだろう」という思いが頭をよぎるが、毎回のぼんのう裁ち切りシリーズのごとく「考えたってしゃーない、やり始めちゃったし」という頭の悪い言い訳で制する。
漕ぐ漕ぐ。
滋賀を抜け岐阜を抜け、やっとの思いでマウンテンまでたどり着いた。
10時間ほど雨の中自転車をこいで、分公の胃は空っぽである。
さーて何を注文しようかな…
ここまで来たんだから「普通」のメニューを頼んでもしかたない。
分公が食べたかったのは山メニューである。登頂してやりたくなるようなヤツを選ぼう。
春冬限定…!? 甘口パスタ…!?
これにしよう!
甘口いちごスパ ¥1,000
びっくりするほど不味い!(T∀T)
ピンクの麺に絡まるいちごソースみたいなのがえげつない。
上に乗っている生クリームのほうがさっぱりしているような感覚に陥ってしまうほど強烈な甘さが胃をぐっちゃぐちゃにする。
一口一口に命を削られてく。
正に登山。命を削って一歩一歩高みを目指していく登山である。
…うぼぇ
まぁ完食はしますけどね☆
逃げるように1000円を払ってマウンテンを後にする。
滲んでくる涙と胃液。
分公はこんなボロボロになるために名古屋まで来たんだろうか…
そうだよ!!!
と誰かが言ってくれたわもなく、爆走車があちこりをビュンビュンやってる名古屋市内を一人寂しくネカフェを探し彷徨うのだった。
ネカフェで寝れたような寝れなかったような7時間ほどを過ごし、とにかく帰ることを考える。
往路のルートは起伏が少ないが150キロぐらいある関ヶ原ルートを通ってきたが、帰りは120キロぐらいだが起伏が激しいとされる酷道421号線を通ることにした。
というのも起伏がマシ、とされる関ヶ原ルートでも荷物を積んだ35C(タイヤの太さ、かなり太い)の分公にはかなりしんどかったから「どっちの道通ってもおんなじようにシンドイのは変わらないだろ」という超超甘い考えをしてしまったからだ。
昨日の甘口いちごスパ並みの考えの甘さである。
アホ。
浮浪者みたいなレインコートとどろどろのチャリを連れて2日目の目的を果たしに行く。
水曜どうでしょうの有名ディレクター、藤やんのお母さんが営む喫茶店で小倉トーストを食べよう、というのだ。
思えばわけわからんものしか食べない旅であるが、まぁ小倉トーストはまずくないはずだし、なによりパイ生地にして菊練りにしてやろうか!のアノ!
藤やんのお母さんに会えるのはとても楽しみである!
天気も少し回復して曇りなので運も分公に味方してきたということだろうか、ワクワクして自転車をこぐ。
閉まっとるやないか
落胆する。
がっかりしたら急激 にお腹が減った。
思えば昨日の夕ごはんはいちごスパだけで胃が崩壊して、量的には全然食べてなかったのだった。
ふらりとローソンに入ると、なんと!
Lチキが100円で売られているではないか!
あぁ…なんという幸せ…
この無情な都会名古屋まで一人ぼろぼろになってたどり着き、さらには喫茶マウンテンで散々胃を破壊され腰を痛めるリクライニングシートで一夜を明かした分公の腹に染み渡るLチキ。
うまい…!うまいッ!
こうして復路はLチキ様に大いにお世話になることになる。
復路は国道421号線。
通称酷道である。
理由は簡単。
キツイ、狭い、何もないのチャリラーにとって最悪の条件が続くからである。
釈迦ヶ岳(1800m)と竜ヶ岳(1000m)の間を遠慮無くまっすぐ敷かれた酷道は三重県側からは際限なく坂道が続いている。
6kmに渡って坂道。しかも油断すれば自転車が後ろに向かって逆走しそうな坂である。
分公は全力全精力全俺全開で走って時速7,8キロしか出ない。
つまり1時間弱マックスの坂道を上り続けるわけだ。
オゲー
デジカメを地面に置いて撮影しているので分かりづらいが、トンデモない勾配で精神が崩壊してしまいそうになる。
まぁ往路よりは雨がない分レインウエアの蒸れもないし快適ではあるのだが、体力的には底の底まで使い切ってしまった。
坂が終われば迎えLチキを頬張り体力回復を試みるのだが、全然ダメ。
それでもLチキがどうにかしてくれると信じ続けて無理やり足を動かすのだった。
京都に帰ってきて今回の名古屋旅の不毛さを痛感したのは当然だが、自転車の一人旅の楽しさも感じたのであった。
自分しかいないので誰かにたいして自分を繕う必要もないし、気を使う必要もない。
ありのままに楽しむ自分、苦しむ自分が見えてくるのだ。
それがどうしたと言われればそれまでなのだが、でも自分に向き合い深く知るいい機会になったと思う。
分公、甘口いちごスパではまだ甘吐きするレベルに達しないんだと、
次は甘口抹茶小倉スパだと!
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近況報告
楽しい。 at 御在所岳
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分公
性別:
男性
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大学生
趣味:
最近はもっぱら野宿
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