12月を読む

12月は旧暦の月の異名では師走(しわす)ということは皆さんご存知だと思うのだが、これは他のつきと同じくして解釈には諸説がある。
その中でも有名な師走の解釈を紹介しよう。

「御師」が「馳する」　が元だったという説が結構しっくりくるかもしれない。
御師とはつまり神社ガイドで、参拝者を神社へ案内して参拝のお手伝いから宿泊の手続きまでをやってのける祈祷師のことである。万能祈祷師である。
「一生に一度はお伊勢参り」ということばはよく聞くが、三重県の伊勢にある伊勢神宮のことである。
昔から聖地というか、一度入っておきたいホットなスポットなのだが、そこの御師が一番忙しかったのが、
この12月ということなのである。

今となっては御師の制度は廃止されてしまったが、「御師が馳する12月」ということで「師走」になったそうなのである。
分公は小学校の修学旅行で伊勢にいったのだが、伊勢神宮すら見てない。
何のための伊勢なんだか・・・。


さて、もう面白い話があって
「しはす」という言葉が昔にあったそうだ。
サ変動詞「す」の連用形と「果つ」の変形したもので構成されていた。
師走とは関係がないかもしれないが、何かを「やり終える」という意味の「しはす」という言葉もあったのだから12月を師走にしよう！
なんて言い出した人のセンスといえば言う間でもないのである。
分公も一生に一度でいいからこんなウマイことを言ってみたいものである。

【暦】12月とか師走って呼べばいいジャンｗｗｗ【作ろうぜ】(679)

もし当時に２ちゃんねるがあればこんなスレッドが立っていたに違いない。





御師だろうがそうでなかろうが急がしいのがこの師走。
分公も急がしいなか、本当に忙しい中やっとの思いで作ったCALL OF DUTY2実況のpart2でも見て、是非この糞忙しい師走の30分を無駄にしていただきたい。