お引越し予定。
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人体の不思議展。
今全国放送のニュースでも取り上げられて話題を集めているが、もう見れなくなるかも!?らしいので見てきた。
どれぐらいの人が知っているか全然分からないのだが、この人体の不思議展自体はずいぶん昔からあって、分公が小中学校ぐらいのときから平気で開催していた。
近所の博物館とかに行けば毎度のようにポスターが貼ってあったような気さえする。そのたびに見てみたいなぁとは思っていたわけだ。
そういった意味では長年の夢を叶えたと、いえなくもなくなくもない。
夢ってほどではない。
まずはどこから語ろうか。
一つ前の記事にも書いたがもの凄い数の人がきていて、当日券を買う列が大行列で45分待ちという罠。
「お昼時なら人も少ないだろうなー」
なんて甘い考えで昼食も食わずにホイホイやってきた分公にとっては会場にすら入れない45分とはまさに生き地獄である。
遺体を見に行くのにすでに地獄とは、なかなかやりおる…
やっと中に入れた。(入場料は中高生700円ですた)
展示は自由に見て回れるようになっている、しかしこの大人数。
空いてる展示など一つとしてないのは確実なので目に映る人だかり全部に自らのみを投げ、噂の人体標本を見るためにもみくちゃにされる。
だからこれなんてじごk(ry
入場して初めて目にするのは、人体標本の歴史やその製造法について書かれたボード。
しっかしそれがほんの申し訳程度にしか書かれていなくて、スルー。
標本の倫理的問題とか、そんなところにはやっぱりふれてはいなかったと思う。
長い列に押し押され、なんとか腕と足の標本までたどり着いた。
なるほどケースの中に入っている標本は本物の風格がでている…
まぁ皮引っ剥がした人間なんて見たこと無いけど
分公が標本を見に行こうと思ったのはもちろん長年の夢だったからでもなく、記事にできるなぁと思ったわけ…は6割ぐらいあるがw
とにかく分公は絵を描くときの知識として、人間の骨格や筋肉を把握することが人物を書く上で大切だということをチョロッと知っていたので、まぁ見てきてもいいかなと思ったわけだ。
結論からすれば、そういう意味で今回はすごくいい経験になったと思う。
人体標本だが、皮を引っ剥がした人体模型がいっぱいあるんだろうな、という勝手な妄想で来た分公だが、それなら学校の理科室で事足りる。
ここがすごいのは、いろいろ引っ剥がされた標本がウジャウジャいるところだ。
皮が無い標本。つまり表面の筋肉が丸見えになった標本。
さらにその表面の筋肉を剥いだ標本。
さらに剥いで臓器も見えるようになったもの、神経系と骨だけのもの、解体される途中のような(ヘブンズドアーの攻撃をうけて人が本になる途中のような)もの。
縦に横に輪切りしてみたり、すべてがもとは生きていた人間なわけだ。
分公が一生に見れるものの中でこれ以上リアルな「人の中身」は無いに違いない。
とにかく標本にできることをすべてやっているような感じで圧倒された。
もちろん良い意味でも悪い意味でもすごいのである。
一部の人に人気な仙骨を見て「これが噂のウサギか」とニヤリとしたり。
手足についた筋肉なんかを全部ビローンと片方だけ剥がし、宙ぶらりんのようにさせたやつ(言葉では表現しにくいが、標本版肉の木といえばいいか)なんかはすごく勉強になった。
「ここの筋肉がこう重なって二の腕の「ムキっ」を表現してるのか~」とほかの標本と見くらべてみたり。
自分の描いた人がいかに稚拙か思い知らされるorz
隣で標本をみていたカップルはそういう筋の職業らしく
「この前の患者さんはここが剥離してたみたいやなぁ」
「○○筋やんな、ここをこうひねったから…」
そんな整体系の人たちも多かった。
完全に悪いとはいえないが、内蔵を取り出して、その取られた標本くん自信に持たせたやつなんかは、正気の沙汰とは分公は思えなかった。
全部見て回ってみたが、非常に勉強になるものが多かった。
絵を描くとか、医療的な知識について勉強になるというのもあるが、一番は
人について自分の体についてすごく興味が出てきたことや、人体の緻密さ精巧さを知ることで今持っている体の大切さがわかるということではないだろうか。
たしかに多くの人が言うように、倫理的問題が多く存在するのもうなずける。でも問題だけではなくて、標本には十分な価値もあるのは確かだと思った。
もう公開されることが無くなると思うと勿体ないなという思うところもある。なんとも難しい。
いろいろびっくりなことを書いてきたが、分公が一番驚いたのは子連れ率の高さだ。
かく言う分公も子供だが、さすがにある程度の分別は付く年代だとは自覚している、ソレは置いておいて小学校低学年や幼稚園ぐらいの子供を連れてきている親が多いのだ。
分公がそんな年なら確実におしっこ漏れてると思うのだが。
京都タワーのなかの赤鬼青鬼にビビっていたぐらいの分公なら、ベロンベロンに裂かれた人間、それも本物をみたらそりゃ失禁もしちゃうだろう。
実際に会場の隅で「もういやだ!」とだだをこねる子供が多いこと。
普通に考えてそうなるのは簡単に予想できると思うのだが、親は何を考えているのだろう。
確かに勉強にはなるが、倫理的にどうかと騒がれているようなグロテスクな展覧会に純粋で何もかも間に受け止めてしまう小さな子供をつれてくる親の気持ちが分からない。
普段ならちょっとイラッとくる子供たちの鳴き声も今回は心の中で応援してしまった。怖いし気持ち悪いに決まっている。
河原の石で足を切って、肉がベロンと見えてしまったときのあの恐怖を体験してからこういうのを見てこそ真に感じるものだと思う。関係ないか。
まぁとにかく、人体の不思議展について分公はこれで見納めなるのは勿体ないと思うし、年齢制限を付けてもいいんじゃないかという立場である。
入試だし本気だす(`・ω・´)←手遅れ
今全国放送のニュースでも取り上げられて話題を集めているが、もう見れなくなるかも!?らしいので見てきた。
どれぐらいの人が知っているか全然分からないのだが、この人体の不思議展自体はずいぶん昔からあって、分公が小中学校ぐらいのときから平気で開催していた。
近所の博物館とかに行けば毎度のようにポスターが貼ってあったような気さえする。そのたびに見てみたいなぁとは思っていたわけだ。
そういった意味では長年の夢を叶えたと、いえなくもなくなくもない。
夢ってほどではない。
まずはどこから語ろうか。
一つ前の記事にも書いたがもの凄い数の人がきていて、当日券を買う列が大行列で45分待ちという罠。
「お昼時なら人も少ないだろうなー」
なんて甘い考えで昼食も食わずにホイホイやってきた分公にとっては会場にすら入れない45分とはまさに生き地獄である。
遺体を見に行くのにすでに地獄とは、なかなかやりおる…
やっと中に入れた。(入場料は中高生700円ですた)
展示は自由に見て回れるようになっている、しかしこの大人数。
空いてる展示など一つとしてないのは確実なので目に映る人だかり全部に自らのみを投げ、噂の人体標本を見るためにもみくちゃにされる。
だからこれなんてじごk(ry
入場して初めて目にするのは、人体標本の歴史やその製造法について書かれたボード。
しっかしそれがほんの申し訳程度にしか書かれていなくて、スルー。
標本の倫理的問題とか、そんなところにはやっぱりふれてはいなかったと思う。
長い列に押し押され、なんとか腕と足の標本までたどり着いた。
なるほどケースの中に入っている標本は本物の風格がでている…
まぁ皮引っ剥がした人間なんて見たこと無いけど
分公が標本を見に行こうと思ったのはもちろん長年の夢だったからでもなく、記事にできるなぁと思ったわけ…は6割ぐらいあるがw
とにかく分公は絵を描くときの知識として、人間の骨格や筋肉を把握することが人物を書く上で大切だということをチョロッと知っていたので、まぁ見てきてもいいかなと思ったわけだ。
結論からすれば、そういう意味で今回はすごくいい経験になったと思う。
人体標本だが、皮を引っ剥がした人体模型がいっぱいあるんだろうな、という勝手な妄想で来た分公だが、それなら学校の理科室で事足りる。
ここがすごいのは、いろいろ引っ剥がされた標本がウジャウジャいるところだ。
皮が無い標本。つまり表面の筋肉が丸見えになった標本。
さらにその表面の筋肉を剥いだ標本。
さらに剥いで臓器も見えるようになったもの、神経系と骨だけのもの、解体される途中のような(ヘブンズドアーの攻撃をうけて人が本になる途中のような)もの。
縦に横に輪切りしてみたり、すべてがもとは生きていた人間なわけだ。
分公が一生に見れるものの中でこれ以上リアルな「人の中身」は無いに違いない。
とにかく標本にできることをすべてやっているような感じで圧倒された。
もちろん良い意味でも悪い意味でもすごいのである。
一部の人に人気な仙骨を見て「これが噂のウサギか」とニヤリとしたり。
手足についた筋肉なんかを全部ビローンと片方だけ剥がし、宙ぶらりんのようにさせたやつ(言葉では表現しにくいが、標本版肉の木といえばいいか)なんかはすごく勉強になった。
「ここの筋肉がこう重なって二の腕の「ムキっ」を表現してるのか~」とほかの標本と見くらべてみたり。
自分の描いた人がいかに稚拙か思い知らされるorz
隣で標本をみていたカップルはそういう筋の職業らしく
「この前の患者さんはここが剥離してたみたいやなぁ」
「○○筋やんな、ここをこうひねったから…」
そんな整体系の人たちも多かった。
完全に悪いとはいえないが、内蔵を取り出して、その取られた標本くん自信に持たせたやつなんかは、正気の沙汰とは分公は思えなかった。
全部見て回ってみたが、非常に勉強になるものが多かった。
絵を描くとか、医療的な知識について勉強になるというのもあるが、一番は
人について自分の体についてすごく興味が出てきたことや、人体の緻密さ精巧さを知ることで今持っている体の大切さがわかるということではないだろうか。
たしかに多くの人が言うように、倫理的問題が多く存在するのもうなずける。でも問題だけではなくて、標本には十分な価値もあるのは確かだと思った。
もう公開されることが無くなると思うと勿体ないなという思うところもある。なんとも難しい。
いろいろびっくりなことを書いてきたが、分公が一番驚いたのは子連れ率の高さだ。
かく言う分公も子供だが、さすがにある程度の分別は付く年代だとは自覚している、ソレは置いておいて小学校低学年や幼稚園ぐらいの子供を連れてきている親が多いのだ。
分公がそんな年なら確実におしっこ漏れてると思うのだが。
京都タワーのなかの赤鬼青鬼にビビっていたぐらいの分公なら、ベロンベロンに裂かれた人間、それも本物をみたらそりゃ失禁もしちゃうだろう。
実際に会場の隅で「もういやだ!」とだだをこねる子供が多いこと。
普通に考えてそうなるのは簡単に予想できると思うのだが、親は何を考えているのだろう。
確かに勉強にはなるが、倫理的にどうかと騒がれているようなグロテスクな展覧会に純粋で何もかも間に受け止めてしまう小さな子供をつれてくる親の気持ちが分からない。
普段ならちょっとイラッとくる子供たちの鳴き声も今回は心の中で応援してしまった。怖いし気持ち悪いに決まっている。
河原の石で足を切って、肉がベロンと見えてしまったときのあの恐怖を体験してからこういうのを見てこそ真に感じるものだと思う。関係ないか。
まぁとにかく、人体の不思議展について分公はこれで見納めなるのは勿体ないと思うし、年齢制限を付けてもいいんじゃないかという立場である。
入試だし本気だす(`・ω・´)←手遅れ
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現行犯の死体展
「現行犯」の「死体展」の何が問題かって一般人を捕まえて殺して皮を剥ぎ「無資格・無免許」展示で金を払わすすごい商売です。胎児を含め全て「献体」ではないそうです。「賛否両論」でなく「事実」は「世界」の評判では米国ABCニュースビデオにあるように、「献体」ではなく「闇売買死体」で、フランス・ドイツで裁判所が「人体展」中止命令を出し、米国ハワイ州で死体展示禁止法案が成立しています。下記を是非ご覧下さい
○「京都府医師会」は「開催中止を要求」しています
http://www.kyoto.med.or.jp/info/index.php?e=65
○フランスの「最高裁」は「人体展」に対し「中止を命じる最終判決」を下しました。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37634720090422
○「献体同意書は盗用偽装」「ビデオ:米国ABC20/20」
http://redfox2667.blog111.fc2.com/
○「京都府医師会」は「開催中止を要求」しています
http://www.kyoto.med.or.jp/info/index.php?e=65
○フランスの「最高裁」は「人体展」に対し「中止を命じる最終判決」を下しました。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37634720090422
○「献体同意書は盗用偽装」「ビデオ:米国ABC20/20」
http://redfox2667.blog111.fc2.com/
近況報告
楽しい。 at 御在所岳
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分公
性別:
男性
職業:
大学生
趣味:
最近はもっぱら野宿
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