流された

流された。


今日はようやく梅雨前線が復活して雨が降った。

雨はいい。
全てを水に流してくれる。

国語の追試が40点中15点しか取れなかったことやお弁当の卵が腐っていたとこ。

女の子に冷ややかな目で見られてしまったの痛々しい発言も大粒の雨音で流してくれた。

サッカーで流す汗も、シャワーのようにやさしく洗い流してくれた。
パンツがぬれたってかまいやしない。
ココまでぬれればノーパンで変えることぐらい覚悟できている。
スライディングだって思い切りできる。
ひざの調子が悪くてそういうわけにもいかなかったが・・・。

とにかくたまに降る雨もいい。


雨といえば相合傘。



「よかったら相合傘　相合傘　相合傘しませんか？
　楽しいな　楽しいな　今日は雨降り　キミと雨降り・・・」



いいね。
どよーんとした暗い雲に鼻をスーッとさせるあめのにおい。
いつその匂いを嗅いでもなつかしくなるような、とくに思いでもないけれど心が締め付けられるような。



まぁこんな前置きはどうでもいい。


部活が終わってから更衣室で散々悩んだの\だが、流石にノーパンで制服を着るのは流石に気が引けたのでビショビショのまま制服に足を通して帰った。

きれいにポケットのサイフが濡れてしまった。

軍事金の5千円もひたひた。濡れ樋口。なんかエロイな。



ということで我が家で一番熱を発しているこのパソコンのブラウン管の上で乾かしている。




あーあ雨なんて降らなきゃいいのになぁ・・・